今日のお弁当は、美に関わる仕事をしている私的にはまずまず合格点。そもそも昨日の晩ご飯を作っている段階で「あー野菜ってなんてキレイな色をしているのかしら」と思っていた。ハルマの友達からナスをいっぱいもらったので、豚バラ・ピーマン・赤パプリカと炒めた。味付けは味噌とお酒と砂糖と豆板醤ちょっと。ナスの紫色とピーマンの緑とパプリカの赤がなんとも美しい、とウットリ。これの残りを詰めて、あとはエビチリでオレンジ色をプラス。ブロッコリーと鶏肉のネギ塩炒めもいい色だ。美術作品に限らずものづくりが好きな私にとって、お弁当も「作品」のひとつ。納得のいくお弁当を作ると気持ちがいい。

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明日からハルマのお盆休み。お弁当もしばらくお休み。そしておそらくこのブログもお休み。ハルマが家にいるとパソコンからだろうが携帯からだろうが更新できないと思う。このブログのことはハルマには教えていない。別に見られて困ることは書いていないのでバレても大変なことにはならないけれど、自分の文章を読まれるのはちょっと恥ずかしいので、まだ秘密の方向で。
それに、ハルマが家にいるときは、なるべくパソコンや携帯をいじりたくない。かといって、ずっとベッタリしているわけではなく、ハルマはDVDでサッカー観戦、私は読書、というようにそれぞれ別々のことをしていることが多いので、きっと私がパソコンや携帯でブログを更新することに集中していても彼は何も言わないと思う。でも、私の気持ち的に「インターネット」や「メール」って、同じ空間のすぐ隣に誰かがいても、その人をないがしろにして別の誰かや何かと繋がっている、という感覚なのだ。外食をしたとき隣の席のカップルがお互いずっと個々の携帯をいじっていたのを見たときはびっくりした。
もっとも、私の友達に言わせると、カフェであった時に私たち夫婦がお互い持参した本をずっと読んでいたことを「信じられない」と言われたので、私たちもヘンなのだろう。私たちにとって、お互いのやりたいことや時間を尊重しようとしていることが、周りから見たらちょっと醒めているように見えるのだろう。子供は当分いらないと考えていることや、寝室が別々なことも「一般的な新婚さん」をイメージしている人からしたら「何で?」と思うことなのだろう。前任校の同僚の先生方にも「子供はまだ?」とよく聞かれたけれど、説明するのが面倒なことと、説明してもなお「何で?」と思われそうなので「がんばってるんですけどねー、こればっかりは授かりものなので・・・」とごく普通に子づくりしてますよ的な答えをしていた。とはいえ、セックスレスではないし(むしろがんばってます)、出かけるときと帰ってきたときのチューも欠かさないし、スキンシップもまめまめしく行っているラブラブ夫婦なので、まあいろんな夫婦の形があるもんだと広い心で見守っていただきたい。