冷蔵庫が壊れた。というか、もともと壊れていたのかもしれない。ハルマがひとり暮らしをしていたときに使っていたもので、ここ2年ほど実家の物置に眠っていた。新居で料理を始めるにあたり、コンセントを差し込んでみると、冷蔵のほうは徐々に冷えてきたものの、冷凍のほうがうんともすんとも。むしろ、生あたたかい(笑)とりあえず新しい冷蔵庫を購入するまでは、食べる分だけ食材を買うようにし、肉や魚は余らせない、冷凍食品は使わない方向で。
午後からひかり電話の工事に立ち会う。いろいろ説明を受けるが、郵送されてきた冊子にすべて書いてあるだろうなあと適当に相槌をうちながら聞いていたら、そんな私のいい加減さを察したかのようなタイミングで、ハルマからちょっと仕事を抜け出してそっちに行くとメールが来た。工事の人に「いま旦那がくるそうです」と言ってから、なんか「旦那」っていう言い方がとてもヘンだったと感じ、ひそかに赤面する。「旦那」じゃなくて「主人」って言えばいいのか。いずれにしても慣れないので、舌や声帯や脳がもぞもぞするような不思議な感覚。
工事の後、夕食の買い物。実家にちょっと寄り、洋服や化粧品などを手当たり次第バッグに詰め込む。よくドラマで「実家に帰らせていただきます!」と叫んだ妻が大きなバッグに洋服をバサバサドカドカと詰めるシーンを思い出す。まさにそんな感じ。でも私の場合は逆で「新居に住み始めさせていただきます!」といったところか。
新居2日目の夕食は、白菜の味噌汁、チーズといんげんの鶏肉ロール・カレー風味、キムチ納豆入り油揚げ巾着焼き、もずく酢きゅうり。仕事が始まったら、あまり凝った料理は作れなくなりそうなので、今のうちに作りたいものをじっくり作ろうと思う。
本日より、一足お先に私だけアパートでの就寝スタート。明日こそハルマの寝具を搬入したいものだ。深夜1時半ころまで、おばあさんが独りで住んでいる下の階の物音が聞こえしばらく気になったが、いつの間にか寝てしまった。