13日の金曜日。私はとくに気にしないが、ALTのキャサリン先生は「Bad day」になりませんように・・・と結構気にしていた。
朝いつもよりちょっと早く起きて出勤し、ロイズのチョコレートを学年部の男先生方にあげる。あまり反応ナシ。もしかしてロイズ知らなかったかな?と思ったが、どうやら義理チョコでももらうと照れるものらしい。と、私のお気に入りのイズミダ先生がお礼とともに教えてくれた。
ちなみにこのイズミダ先生、年は40歳で頭髪はほぼナッシング。顔も決して「イケメン」ではない。でも若くて美人の奥様がいるし、私も生徒に「この学校で好みのタイプの先生はだれですか?」と聞かれたら「イズミダ先生」と答えている。生徒には大ブーイングをもらうけれど。そのたびに「人間は外見じゃないんだ!」と力説する。
イズミダ先生はとにかく気配り上手。洋服を褒める、今回みたいにプレゼントを渡すと即効でお礼と感想を言ってくれる、髪を切るとすぐ気付いて褒める、コーヒーメーカーのコーヒーがなくなるとすぐ作る、飲み会のときに話題が途切れるとすかさず新しい話題を提案する・・・などなど、決していやらしくなくさらりとこなすのだ。見かけによらずスポーツ万能で、テニスやスキーは国体出場経験あり、フルマラソン完走も数回達成。顧問の卓球部は毎年県大会で優勝。ファッションセンスもよく、流行の紫のネクタイをさりげなく着けている(奥様のお見立てらしい)。休日のたびに奥様とデートし、クリスマスや誕生日やボーナスがでた時は必ず奥様にプレゼントをしているらしい(去年のクリスマスはコーチのバッグだったとか)。
こんな人と結婚したら、しあわせだなあ。別にコーチのバッグは欲しくないけれど(プラダバーバリーだったら欲しいけど)、ウチのハルマさんにもイズミダ先生の3分の1でもいいから気配り上手になっていただきたいものだ。フットサルの練習を優先して次の日の私とのお出かけの約束を疲れたからとキャンセルしたり、将来のことを考えず(私との将来、ということだけではなく、親とかのことも含めて)自分の趣味にドカンとお金を使ったりするというようなマイペースな生活は、そろそろ卒業してもらいたいんですが。
でも、人のことは言えない私(浪費家、親のすねかじり、わがままお嬢)。いいたいことは数々あれど、ハルマには黙ってにっこりチョコレートを渡した。でないと、おすそ分けがもらえないから(笑)
ほんとうのバレンタインデーは明日だが、先生方にもハルマにも今日渡したので、普通の土曜日だ。