出張の帰りに、いつものカフェに寄ろうとして、読む本を持っていないことに気づいた。いや、実際は本を持っていたのだが、それはすでにこの前来たときに読み終えた本だったので、もう一度読み返すには日が浅いなと思い、そのまま帰宅した。
本をゆっくりじっくり読むことができない。読み始めると夢中になって一気に読むので、面白い本や読みやすい本だと2〜3日で読み終えてしまう。
そんな感じで最近に読んだ本。
・「利休にたずねよ」(山本兼一
・「食堂かたつむり」(小川糸)
・「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」(東野圭吾
ちなみに恋愛小説は、めったに読まない。人の恋愛や架空の恋愛には興味がないからだ。それは本だけでなくテレビドラマや映画でも同じこと。でも上にあげた小説、どれも実際は多かれ少なかれ恋愛物語(もしくは恋愛エピソードが絡んでくる)なのだが、それが主軸ではないので私の審査基準に合格している。
面白い本はできるだけ長い時間その面白さに浸りたいとは思うのだが、面白さゆえに「次どうなるの」「最後はどうなるの」という誘惑に負けて、寝る間も惜しんで読み進めてしまう。
金銭的な面からいっても、本一冊、決して安い値段ではない。図書館を利用することも考えるが、人気の本は貸出中だったり何人も順番待ちしなければいけなかったりするので、すぐ読みたい本は高いなと思いつつ結局買ってしまう。
そんなわけで、カフェに持っていく本も短いスパンで変えなければいけない。理想は「カフェ用の本」を決め、常に持ち歩いてはいるがカフェでしか読まないと決めておけばいいのだが、結局続きが気になって入浴中や寝る前に読んでしまう。
「時間をかけて読書を楽しむ、時間をかけてストーリーを味わう」
来年度の目標がひとつ決まった。