十数年ぶりに雛人形を飾る。独身で子供もいない私が何故?と思うかもしれないが、我が家にはもうひとり「娘」がいて、彼女のために飾ったのだ。

お内裏様とお雛様の間に座り、おすまししている「娘」=猫の華子。…実際はとても嫌がって、後ろから母が半分押さえつけて撮った写真だ。毎月手作りの猫カレンダーを作っていて、先月は鬼の面を頭に乗せて撮った写真を使った。久しぶりに雛人形を出したのは、その猫カレンダー用の今月の写真を撮影するためだったのだ。なんという飼い主バカ。
雛人形の箱は納戸の奥の衣装ケースの裏のさらに奥に収納されており、引っ張り出してくるのはものすごく大変だった。私が赤ちゃんの時から飾っていたものなので、ひな壇の組み立て方の説明書などはすでになくなっていた。ネジも数箇所ない所があったのでガムテープで留める。人形の並べ方もうっすらとしか覚えていない。なので、上の写真の配置は適当。ネットで調べたら正しい配置がわかったので後で並べ替えてもう一度取り直すことにした。
今日1日、たかが猫1匹のために大変な労力を使ってしまった。そのため夕食は無印良品で先日買ったイカ墨リゾットとコールスローの素を使ったサラダ。ちょっと物足りなかったので、豚汁を作る。統一性のない献立になってしまったが、それぞれおいしかった。
なんだかんだ言っても、ひさびさの雛飾りは華やかでいい感じ。