午前中、昨日待っていた電話がかかってきた。来年度の赴任先は予想通りの学校だった。ただし赴任するのは5月から。4月はまるまる1ヶ月無職だ。もし単発のバイトがあればやるつもりだが、なんにせよ節約生活しなければ。
13時頃、ハルマといつものカフェでランチ。ホタテとナッツのクリームパスタ。デザートは黒ゴマのモンブラン。いつもながら手打ちパスタが出来るまで時間がかかるため、お互いほとんど会話をせず読書。ハルマはサッカー雑誌、私は「朝食亭」。後ろの席に座った若い医者3人組(男2・女1)の話が耳障りで読書に集中できない。専門的な話をいかにも「俺たちは医者なんだぜ」という感じで声高に話している。マンションの家賃の話、スポーツクラブの会費の話などなど、お金の話も多い。私の最も嫌いなタイプだ。高い声で自分の自慢をぺらぺらととめどなく話す男。その医者男のおかげで、淡々と低い声でゆっくり話す目の前のハルマがとてもいい男に見える。あとでハルマも「あの3人組の会話につい聞き入っちゃって、彼らのスポーツクラブの名前や会費、今度行こうと思っている美容室の名前、住んでいる大体のエリアなんかが知りたくも無いのにわかってしまった」と言っていたので、ハルマもページが進まなかったようだ。
食事後、ドライブしながら少し遠回りして帰る。前から気になっていたパン屋さんは、潰れてしまったのか土日は休みなのかシャッターが閉まっていて寄れなかった。ハルマのフットサルチームの女の子が旦那さんとやっているケーキ屋さんに寄り、シューラスクとタルトタタンを買う。シューラスクは月曜日に行われる女性の先生方の昼食会でみなさんに配ろうと思って購入。タルトタタンは私の母の好物。その後ハルマおすすめの和菓子屋さんで苺大福と桜餅を買う。今日は食べ物にばっかりお金を使ってしまった。買ったもの全部食べたわけではないのに、なんだか体重が増加したような変な気分。
晩ご飯は各自自宅で。母が作ってくれたのは、なんとまたまたパスタだった。桜海老と春キャベツのガーリックソース。とても美味しかったからいいのだけれど、実は明日の夜もハルマとパスタを食べに行く約束をしているのだ。パスタ屋さんのタダ券がまもなく期限切れになるので。昨日のランチ、今日のランチ、今日の晩ご飯、そして明日の晩ご飯。イタリア人でもこんなに食べていないのではないか・・・せめて明日の朝と昼は米を食べようと思う。