ハルマは、朝お弁当を持って行く時と帰ってきて空のお弁当箱を私に渡す時の1日2回「今日もおいしいお弁当をありがとう」と言う。お弁当を作るようになってからずっと言っているから、もう挨拶みたいなものになり心からの感謝の気持ちはこもっていないかもしれないし、今日はイマイチだったなと思う日もあるかもしれないが、褒められると伸びるタイプの私には非常に有効な殺し文句だ。それにやられて高価なお弁当箱も買っちゃったし。
正直なんだか今日はお弁当を作るのが面倒だなーと思う日もあり、今日はまさにそんな朝だったので、昨日の残りの「ナスの揚げびたし」、冷凍食品の「エビ寄せフライ」、お惣菜の「ひじきの煮物」、調理用ソースを使った「ジャーマンポテト」と手抜きおかずだったのだけど、ハルマはいつもと同じように殺し文句を朝晩2回言ってくれた。いい人だー。私はほんとによい出会いをしたなあとつくづく思う。

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祖母が具合が悪くなって病院に運ばれ、今点滴中だと実家の母からお昼頃電話が来た。朝起きたとたんめまいがして嘔吐、血圧が異常に高かったらしい。この暑さなので熱中症かなと思ったが、結局はっきりした原因はわからず、点滴後は元気になったので入院はぜずに帰宅したとのこと。祖母は車で40分くらいのところに一人暮らしだがそこには戻らず、母が自宅に連れてきて一晩泊めて様子を見ることにした。
身の回りのことが自分でできるうちは施設には入りたくないし、気ままに自分のペースで生活したいから娘(=私の母)との同居もまだしたくない、ということで一昨年祖父が亡くなってから一人暮らしをしているものの、もうすぐ米寿という高齢で、今日みたいなことがこれから何度もあるかもしれない、と母は同居のことを現実的に考えることにしたようだ。
もともと我の強い者どうしの祖母と母、離れて暮らしていたからなんとかうまくやっていたようだけれど、いずれ同居したらぶつかり合って大変だろうな。私も協力する覚悟、仲裁する覚悟をしておこうと思う。

夏バテ気味により、なんだかお弁当もドンヨリしているような気がする。牛肉とアスパラのレモン塩炒め、五目卵焼き、ハンバーグ。

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8月末から勤務することになる学校から連絡が来た。お盆明けの19日、産休を取る先生との引き継ぎをおこなってほしいとのこと。今度は小学校勤務で、しかも低学年(たぶん2年生)の学級担任だ。経験はあるけれど、約10年ぶりくらい。前に小学校1年生の担任をしたときは、小さすぎて跨ぎそうになるわ、ケンカして泣くわ、おもらしするわで、年度末に講師期間が終わったときは、もともとあまり子供好きではないこともあって正直ほっとしたものだ。
中学校は教科担任制だから自分の専門の教科を指導すればよかったけれど、小学校はすべての教科をひとりで受け持たなければいけないはず(理科や体育など選任の先生がいる場合もある)。音楽はピアノも弾けるし大丈夫だと思う。体育やだなー。夏休み明けの体育はまだ水泳指導だったりして。不安材料ばっかり。でも少子化や学校統合で「学校業界」もなかなか厳しい状況の中、1ヶ月の夏休みの後すぐに勤務先が決まるなんてラッキーだったんだ。私も結婚して、子供に対する苦手意識も少し良い方に変化したので、子供たちに会ってみたらけっこうカワイイと思うかもしれないし。とにかく始まる前からいろいろ考えてナーバスにならないこと。とりあえずは残り少ない夏休みを楽しもう。

連日の尋常でない暑さのために具合が悪いのか、エアコン効き過ぎの部屋に長時間いたために具合が悪いのか、はたまた相乗効果(?)のためなのか、とにかく頭痛とだるさと眠気でぐったり。いわゆるこれが「夏バテ」なのだろうか。熱中症かもしれない、室内にいても症状が出ることもあるらしいし、と水分はとにかくたくさん摂取するようにしたが、夕方になっても具合は相変わらずで、ソファに横になってしばらく眠る。
夜は、出不精のハルマにしては珍しく「花火大会に行こう」と誘われていたのだけど、もしこのまま体調が良くならなければ出かけるのをやめようと思っていた。でもハルマが「無理強いはしないよ」と言いつつも何だか今日はとてもその花火大会に行きたいという素振りだった。横になったらちょっとスッキリしたので、念のため頭痛薬を飲み、出かける準備をして、車で会場へ向かった。
地元の商工会が出店する屋台がいくつかあるくらいの田舎のちょっとした花火大会を想像していたけれど、遠くに見える会場の河川敷はかなりの数の屋台が延々と続いていてびっくりした。駐車場もどこも満車状態で、会場からかなり離れた所に車を停め、20分ほど会場まで歩く。
人混みが苦手なのでまた具合が悪くなったらいやだなと思ったけれど以外と大丈夫で、屋台で買った焼きそばやチヂミや焼き鳥をモリモリ食べつつ花火を見た。中学生や高校生のグループやカップルをたくさん見かけても、今日は素直にかわいらしく思える。いつもなら生徒指導の一環で見回りをしながら「悪い子はいねがー」となまはげのような気持ちでお祭りに参加するのだけれど、今日は完全プライベートだし、勤務していた学校の学区外なので教え子に会う確率も低く「カップルで花火大会に来るために勇気を出して誘ったり告白したりとかいろいろ頑張ったんだろうなー」などと想像して楽しんでいた。
帰り道、ハルマが遠回りしながら「この辺なつかしいなー」「ここ中学校時代の通学路だった」「ここが昔住んでた家」「ここがじいちゃんの入ってる墓」と案内してくれた。そうか、この地域ってハルマが10代の頃に住んでいたところだったとようやく気付く。いろいろあって昔のことはあまり話さないハルマにしては、とても珍しいことだ。花火大会に行きたがったのも「何となく」とは言っていたけれど、何か思うことがあってだったのかもしれない。でもそこはいろいろ突っ込まずに、素直に花火大会キレイで楽しかった♪と思えば、それでいいのだ。

友達が、貸していたお金を返してくれるというので(といってもちょっと前のランチ代1500円ほど)、カフェで待ち合わせ。ちょっと早めに行き、読書をしながら待つ。
友達が来て早速お金を返してもらい、最近どう?という話から始まって、お盆はどうするかという話題になった。私の場合は、ハルマの実家はいろいろな事情によりお墓参りというものをしないので、私の実家のお墓参りだけ。それぞれの家に親戚が集まるというようなこともないので、イベントとしてはそれだけだ。友達は、ダンナさんの実家に一族大集合するらしい。
そういうのって大変だよねぇ、なんて話をしているうちに、友達が「まあウチはいずれ離婚することにしているから」などと、さも何でも無いことのようにさらっと言った。
うーん、やっぱりそうなのー?と私も特にびっくりすることもなく普通のトーンで答える。
この友達の「いずれ離婚する」という話は、結婚当初から聞いていた。恋愛結婚なのだけれど、どちらの家も古い考え方の両親親戚がそろっており「長男が(長女が)家を継ぐべき、墓を守っていくべき!」とお互い譲らない。最初は冗談っぽく「両親が亡くなるとかいよいよどうにもならなくなったら離婚して戻ってきて家を継ぐよ」とか「子供を2人産んで、ひとりずつ両家で跡継ぎにさせるよ」とか言っていたのだけど、いつ会ってもその話は少なからず話題になるので、もしかして真面目に考えているのかもと私も思い始めていた。
ここ数年は、休みの日以外は別々に生活しているようだ(職場がそれぞれの実家に近いので、それぞれ実家暮らし)。子供2人は彼女が実家で両親に協力してもらって育てている。
私が結婚する時は、お互いの家のちょっと複雑な事情もあって、家同士の何やらかにやらっていうのが全くなく、何にもないっていうのもちょっとどうかなとも思ったのだけれど、私の友達のように「いずれは家のために別れる」とそこまで家に縛られているっていうのもすごいな、と思う。なんだか子供を産んだのもお互いの家のため、みたいな雰囲気が底にあったりするのもちょっとこわい。
もっとも私のように「もうしばらくはハルマと2人の生活を楽しみたいから子供は40歳までには欲しいかなー」なんて、先のこと(高齢出産とか、子育てする体力とか、子供が成人するまでのお金のこととか)をあまり考えずにのほほんとしているのも全くダメダメだ。もうちょっとしっかりしろ、自分。

昨日の夕食は「刺身」「冷や奴」「オクラ納豆めかぶ」と、お弁当用に残しておけるおかずは無かったので、朝起きて一から作った。チキンのハーブ焼き、なんて書くとなにやら素敵な奥さん的だけど、なんのことはない鶏肉に塩コショウとパスタ用のバジル振り掛けを適当に揉み込んで魚用グリルで焼いたもの。エビマヨ、ボテトサラダを前の日に仕込まず作れる余裕があるって素晴らしい。あらためて「専業主婦だなあ」と実感する。隙間と彩りと野菜不足を一気に解決、ミニトマトは本当に偉い。

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今日の予定。家にいるとつい間食をしてしまうので(といっても甘いもの系お菓子ではなく、柿の種やチーザなどハルマ晩酌用おつまみ)、ちょっと遠出をしてドライブがてら買い物へ行くことにする。民生のニュウアルバムを聴きながら。あとは髪を切りたい。今の私の頭は、エレファントカシマシのボーカル風に暑苦しい。ちなみに最高に短かったときは「もう中学生」っぽかった。

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暑さに負けて、私もハルマもこのごろはついシャワーで済ませてしまう。最後に「入浴」したのはいつだったっけ・・・と思い出すのに時間がかかるほどになっていることに愕然としたので、今日は絶対バスタブのお湯に体を沈めるのだ。

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気のせいかな、単なる加齢のせいかな、と思っていたけれど、そういえば前回の無職期間にも同じ「症状」があらわれたことを思い出して確信した。「働かないと、顔がたるむ!」。人と接する機会が減り、会話が減ると、顔の筋肉を使わないからだと思われる。学校という職場で、授業をしたり、生徒と接するって、オーバーリアクションだからなおさらギャップがあるんだと思う。マッサージだの小顔体操だのより、アンチエイジングには「人と接して表情豊かにすること」がいちばんいいのではないか。なんか早く復職したくなってきた。

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なんだかんだで専業主婦生活もあと3週間しかないんだと気付く。のんびりしてたけれど、以外と短いな。きっとあっという間に過ぎる。時間を大切に使おう。

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Twitterはやらない、と昨日書いたけれど、この「限られた文字数で文章をまとめる」という書き方は、私のくどい文章を改善するためにいいかたちだなと思ったので、ちょっと続けてみようと思う。国語のテスト問題「○文字以内で書きなさい」みたいだ。学生のときは得意だったんだけど。

いつもより30分遅く起きてしまった。お弁当、寝坊したわりにはがんばって作ったと思う。ゆうべの夕食の残りのプルコギ。肉巻きアスパラ。いんげんとニンジンのごま和え。

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ダメもとで応募した大好きな写真家のワークショップの当選通知がとどいた。でも、いざ参加できるとなると緊張してきた上に面倒になってきた。なにはともあれ、当日持参する写真を選ばないと。

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我が家の食器はほとんど引き出物か100均ものか景品もので間に合わせていたが、よりによって気に入って購入した有田焼の小皿をハルマが割った。救いはぱかっとキレイにまっぷたつに割ってくれたこと。瞬間接着剤で修復して使い続けている。

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専業主婦になり、朝のTVは情報番組をランダムに流しているが、最近「あたり」が多い。今日はクレイジーケンバンドの生演奏。おとといは奥田民生がクイズを出題していた。民生のニュウアルバム、今日Amazonから届く予定。

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ジーパン、ジーンズ、デニム。美容院、美容室、サロン。スイーツ、デザート、ドルチェ。スパッツ、レギンス。どう言ったっていいじゃないか思う。けど、陰でこっそり検索して、マイノリティなもの・おばちゃんっぽい言い方を避けている小心者の私。

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数年前の痩せ期にはいていた「ジーンズ」(←上の記事を受け、ウィキペディアで調べて選択)を何本か引っ張りだしてはいてみたら余裕ではけたので、意気揚々と早速はいて買い物に行ったものの暑くて数時間で挫折。涼しくなるまで体型維持をがんばらねば。

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最近はほとんどチュニックを着ていたので、ジーンズに合わせるごく普通のTシャツを持っていないことに気付いた。ユニクロを物色したものの、レディースのUTはチュニックっぽいものや変形のものが多くてがっかり。Tシャツなんだから「T」の形でいいじゃない。ユニクロよ、初心に戻って!

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私がTwitterを始めたらこんな感じだろうか。でも140文字以内だっけ?文字数が多すぎるか。ほんとはもっと「洗濯なう」とか簡単につぶやくものなのか。
人見知りで、基本「一匹狼」、群れることがあまり好きではなく、自分のことで精一杯、人のことにはあまり興味が無い私なので、Twitterに手を出すことは今のところ考えていない。でもmixiも、コミュニティで得られる情報は役立つので(コミュニティを通してライブチケットを購入したりもしたし)日記は書かないけれど登録してある。Twitterもいずれ情報収集のために登録してしまう日がくるのかもしれない。その日がきたとしても、フォローとかリツイートとかリプライとか(これらの用語の使い方があっているかどうかもわからないけれどとりあえず羅列してみた)あまりしないで、あくまでも独り言として放っておいてほしいと思うが、そもそもそれはTwitterの魅力的な使い方ではないんじゃないかとおもうと、やっぱり登録は二の足を踏むのだ。

朝から暑い。こんな日は、お弁当を作るときに極力火を使いたくない。これを見越した訳ではないけれど、ゆうべの晩ご飯の残りをお弁当用に寄せてあったので、レンジで温め直す。油淋鶏(ユーリンチー)とカニ玉。タラモサラダはちゃんと作る。ひさびさに冷凍食品に頼ってカレーコロッケ。彩り不足と隙間に困った時の協力な味方はミニトマト。昨日書いたように、決してお弁当ブログではないので、画像サイズは控えめに。
昨日、我が家にようやくアイロンがやってきた。ハルマは毎日Yシャツを着て会社へ行くのに結婚してからずっとアイロンがけをしたことがなかった。すべて形状記憶シャツなので、洗濯して乾かすとそれなりにシワは目立たなくなるものの、やっぱりよく見るとくたくたなのだ。これまで何度も「アイロン買おう。アイロンがけ嫌いじゃないから」とアピールしてきたのだけど、別に気にしないから大丈夫と言われ、ずっとビミョウにくたくたシャツのままだった。
それが突然「やっぱりアイロンかけたシャツを着ようかな」と。どうやら新聞か雑誌で「だらしないと思う男性のポイント」みたいな記事を読んだらしい。「だから私はずっとアイロン買おうって言ってたじゃん!」と、お約束の台詞「だからもっと早くに〜しておけばよかったのに」が本日もハルマを狙い撃ち。
そして昨日さっそく家電量販店でアイロンを物色。2000円くらいで買えるかなと思っていたのに、1万円以上するものがザラにあることにびっくり。主流はコードレスのもので、私の予想金額で買えるものは昔ながらの本体からコードが伸びているものだったが、やっぱりコードレスのものの方が使いやすそうだったのと、ハンガーにかけたままでも使えるものがいいなと思い、5000円くらいのものを買った。ついでに近くにあったアイロン台も買う。こちらは700円くらいの安価でコンパクトなもの。
夕食後さっそくアイロンがけスタート。スチームが強力!どんどんビミョウなシワが消えていくのが楽しくてしょうがない。最初は翌日着る予定のものだけをやろうと思っていたが、2枚目3枚目とやめられなくなり、結局10枚ほどやってしまった。
あと私はハンカチにピシッとアイロンをかけるのが好きなのだけど、結婚してからは洗濯して平干しで乾かしたら、シワのばしのための酸性水スプレーをシュッシュしてたたむ、ということでごまかしてきたので、さっそくハンカチもどんどんピシッと仕上げていく。ハルマのハンカチもやる。物足りなくて、ハルマのTシャツやパンツもアイロンがけしようとして、それは止められた。「あんまりがんばるとすぐ飽きるよ」とハルマに言われ、せっかくやってあげたのにとちょっとイラッとしたが、充分ありえる・・・のでおとなしく片付ける。